あうらブログ

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“あかんね”。

“あうら”で提供している、“鬼平鮨”さんの桶をお返しに、ぐるっと曲がった道の、どんどんどん向こうに真っ赤な夕日が有りました。森羅万象、なにを見ても父さんのことを思い出すんよね。もう2か月、まだ2か月、まるで昨日のことのように、・・・違う次元を生きている。・・・・・弟が東京に戻り、実家には誰もいなくなった。お仏壇の横に胡蝶蘭、うずたかく積まれたお線香に囲まれて、父さんの遺影。様子を見に行くのだが、物音ひとつせず、父さんに手を振り、玄関の鍵を締める。ただ、ひたすら哀しい。淋しいのではなく、哀しい。いつまで続くかなぁ、この状態。思えば、父さんは私の生きがいだったのかも知れない。気付くのが遅いってかい、父さん!。

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“父さん、たち”。

“Sadaharu Aoki”のチョコ。なんだろう?と、蓋を開けると、“びっくり!”仰天、カラフルフルのチョコ、あまりに素敵過ぎて、もったいなくて食べられません。“色”が大好きな今の私にとっての心の滋養。父さんが大好きだった人(百歳で逝去)の娘さんからの頂き物です。・・・・・メールで、父さんが亡くなったことを伝えてから、ファザコン同志、お互いに文章をやりとり、助けられています。彼女も毎日父さんのご飯を作りに実家に行かれ、父さんとの関わりが深い分だけ、空虚感、喪失感がまだまだですが、それでも、“父さんが長生きしてくれた分、一緒に居られてよかったね。あの人の娘でよかったね。今度生まれ変わっても父さんの娘でありたい。”と。心配して来て下さって、いろいろ話され、同じように思いながら、お互い涙をこぼす、きっと、泣くことで心を収めているのかも知れませんね。昭和をしっかりと生き切った、辛口で芯の優しい男たちでした。

 

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“始動二日目”。

お客さまから、お花を頂きました。自分では絶対に選ばないだろう華やかな花たち。でもこの段に及ぶと、こんな“色”が有り難いと思う。元気印のカラフルフルの温かな色たち。・・・・・昨日は始動初日でどきどきものだったのだか、今日はやっぱしあかんね、ぽっかり穴の存在を確認すると目頭が熱くなる。そこでストップすればいいこともわかりながら、“あの時こうしておけばよかったのに”、連綿と思いは繋がっていく。この思いがあるからこそ、今、父さんと繋がれると、弟は言う。わかるよ、でもね…涙が出るんよ。

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“あうら始動”。

いろいろご迷惑をお掛けしましたが、父さんの四十九日も無事に済ませ、今日から“あうら”を再開しました。・・・・・あうら自慢の“寒桜“が散り、寒いとは言いながらも“貝母”の葉っぱが伸び、知らないうちに気付かれないように春が来ています。父さんいなくても、あたりまえに季節は巡る。だから、余計に哀しい。車の助手席に父さんを探す、買い物に行っても、ご飯を食べに行っても、横に父さんを探す。もう少しこのまま、涙と付き合うのが楽かな。・・・ご縁さまの法話“亡くなった人はお浄土で心地よく過ごされています。残された人は地獄で、これからどう生きていこうか試されていますよ”。

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“冬眠します”。

3月初旬までお休みすることにしました。再開の時は、また、お知らせしますので、よろしくお願いします。相変わらずの、得手勝手で申し訳ありません。・・・・・父さんが亡くなりました。主治医の先生、訪問看護、介護用ベッド、トイレ、すべてセッティングし、弟と共に看取りを始めた2日目でした。何度もシュミレーションした父さんの指示通り、自宅葬にて、会葬御礼に、大吟醸と紅白上用。のべ100人くらいの人びとに送ってもらい、きっと父さんご満悦!。思えば、素敵な昭和の辛口男でした。父さんの七七日までは、実家で父さんと一緒に居ようかと。・・・此処で生まれ育ったことに、弟も私も“大!”感謝。また、会えるね、何処かで。

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