2024.03.18 Monday
“あかんね”。
“あうら”で提供している、“鬼平鮨”さんの桶をお返しに、ぐるっと曲がった道の、どんどんどん向こうに真っ赤な夕日が有りました。森羅万象、なにを見ても父さんのことを思い出すんよね。もう2か月、まだ2か月、まるで昨日のことのように、・・・違う次元を生きている。・・・・・弟が東京に戻り、実家には誰もいなくなった。お仏壇の横に胡蝶蘭、うずたかく積まれたお線香に囲まれて、父さんの遺影。様子を見に行くのだが、物音ひとつせず、父さんに手を振り、玄関の鍵を締める。ただ、ひたすら哀しい。淋しいのではなく、哀しい。いつまで続くかなぁ、この状態。思えば、父さんは私の生きがいだったのかも知れない。気付くのが遅いってかい、父さん!。